要求管理ツールのまとめ [ツール調査]
バグ管理ツールと似たようなものとして、要求管理ツールがある。
いままで知っているのをまとめた。
(日本でニュースリリースなどを出しているもののみ)
製品名 | 開発元 | 販売元 | URL |
CaliberRM | Borland | Borland | http://www.borland.com/jp/products/caliber/index.html#caliberrm |
Optimal Trace | 米国コンピュウェア(SteelTrace) | 日本コンピュウェア株式会社 | http://www.compuware.co.jp/products/optimaltrace/ |
OSRMT | OSS | OSS | http://www.osrmt.com/ |
RaQuest | SparxSystems Japan | SparxSystems Japan | http://www.raquest.jp/ |
RequisitePro | IBM (Rational) | IBM | http://www-6.ibm.com/jp/software/rational/products/req/reqpro/ |
Serena RTM | Serena | Serena | http://www.serenainternational.com/JP/Products/rtm/home.asp |
Telelogic DOORS | Telelogic | Telelogic | http://www.telelogic.com/jp/products/doors/ |
ASP型のバグ管理システム+検索 でおもしろいことが出来ないだろうか? [バグ管理ツール]
現在のASP 形式のバグ管理システム(ツール)は、いくつかあるが、
ユーザはバグの情報を預けても、ユーザにメリットになるようなことがない。
一方、Google の GMail のように、メールを預けると、どこでも見えるというメリット以外に、
各個人に合わせて情報の広告が出る、検索が簡単など、いろいろユーザに対してメリットがある。
だとすると、ASP形式のバグ管理で、
バグ情報を預けたら、そのバグに関連する情報が検索しやすくなるや、
他のユーザのバグの内容はみれないけど、そのバグ情報にアクセスした他のユーザが
検索したキーワードやURLなどを、見れるようになれば、
バグの解決の手助けになり、ユーザがバグ情報をASPに預けるメリットが出るのではないだろうか?
「Google Code Search」と連携しても良いだろう。
このようなASP型のバグ管理システムが、理想かもしれない。
Google が作らないかな?
または、Google の インタフェースを使って、できるかも。
バグ斬り [バグ管理ツール]
先ほど、手元に来た記事から。
新しいバグ管理システム「バグ斬り」(亜才株式会社)
「日本で企画、中国で開発ということで、今年3月発売予定。
ユーザ数でなく、テストフェーズ毎に作成するバグ票を束ねた「バグ台帳」の数で課金。
また、無償版もある」とのこと。
検索したところ、
http://vfj2007.smrj.go.jp/kigyo/company_detail.php?company_id=166
にしか情報がなかった。
どのようなバグ管理システムか楽しみだ。
しかし、無償版があって、どれだけ売れるのだろうか・・・なぞだ。
要求管理システム、テスト管理システムと連携する障害管理システムの「ソフトウエア開発管理システム Qualityflow」 [バグ管理ツール]
ソフトウェア開発管理システム「Qualityflow」
ニュースリリース http://www.screen.co.jp/press/NR061130.pdf
製品概要 http://www.screen.co.jp/ten9/products/index.html
要求管理システムとテスト管理システム・障害管理システムの3つを含んでいて
それぞれ連携するとのこと。
しかし、1セット 600万円では、どんなシステムなのか試して見ようにも、高価すぎる・・・
AdventNet QEngine 6.6 のIssue Manager [バグ管理ツール]
さらに、数日前のニュースリリースだが、
アドベントネット、自動テスト・ツール「AdventNet QEngine」をバージョンアップし発売
この QEngine の中の Issue Manager がバグ管理ツールの機能を備えている。
さらにスケジュール管理機能もあるらしい。
AdventNet って、SNMP のライブラリの会社だとばっかり思っていた。
このような製品も販売していたのは始めて知った。
でも高そう。
Eclipseプラグインで実現するバグトラッキングシステム「Papilio」 [バグ管理ツール]
新しいバグトラッキングシステムが発表された。
株式会社 バルテック 『Papilio -バグトラッキングシステム-』を発表
詳細
オープンソースであり、無料で使用することが出来るとのこと。
・サーバ構築不要
・LAN環境でのみ使用することによる機密性の確保
・インストールはプラグインファイルをコピーするだけ
などの特徴は BugLister とも共通する思想がありますね。
また、インタフェースを Eclipse にしたのは良いアイディアかもしれない。
「各端末でお互いに同期し常に同じデータを保持するという手法」は
サーバクライアント方式とは違う。
面白いかもしれない。
オーケストラとプロジェクト [その他]
ここ最近、プロジェクト管理の本を読んでいる。
また、いろいろ本を読んでなんとなく気づいたことだが、
「オーケストラとプロジェクトは似ているのではないか」
ということである。
・オーケストラは練習が多く+本番は一瞬
・プロジェクトに練習は見えない。
と言う違いはあるが、
・人の技能によるもの
・みんなの作業の集大成が完成品
・分散と集権
などなど似ているのではないかと思う。
今後、もっと掘り下げて考えて行きたいと思う。
cron で実行されるときの言語環境 [その他]
linux で遭遇した現象の話
レンタルサーバ上で検索を実現するために、ローカル linux PC で namazu のデータを作っている環境がある。
namazu データを作り、ftp で転送するシェルスクリプトを当然作り、手順を間違えないようにしている。そして、このシェルスクリプトをcron で一日1回実行するようにしている。
このような環境で動作を始めてから、数ヶ月経って、以下のようなクレームが来た。
「更新したファイル・新しいファイルが検索対象となっていないように見える」
確認すると確かに、検索対象になってないように見える。
ためしに、手でシェルスクリプトを実行すると、「あれ?」きちんと検索対象となっている。
タイムスタンプが変になっているのか?元ファイルを windows からコピーしているので、それが変なのかなどいろいろ調査したが良く分からない。
しかし、先日やっと解決した。
cron でシェルスクリプトが実行するときに、LANG=C であったようなのだ。もちろん、linux OS 自体の環境は LANG="ja_JP.eucJP" と日本語環境になっているのだが、cron で呼ばれたときはそうでなかったらしい。なので、手で実行したときと、cron で実行したときで結果が違っていたのである。
調べると、確かに、英単語を検索対象にしたときは、きちんと検索対象になっていた。さらに、namazu を実行したときに表示されるメッセージが、手で実行したときは日本語、cron でのときは英語になっていた・・・気づかなかった^^
今後は cron の時の環境にも、より気を使うようにしなければ・・・
Word のサイズ問題 [その他]
バグ管理ツールとは関係ない話題
作成していた Word 文章のファイルサイズがどんどん大きくなる現象に、
かなり前から悩まされていた。それがファイルサイズを圧縮(削減)することが
今日でき、問題が解決したので、メモっておく。
http://support.microsoft.com/kb/825576/JA/ を参照にいろいろやっていた。
今までやったが、それほど減らなかった事
・「変更の履歴」を取っていたため、「ドキュメント内のすべての変更を反映」を行う
しかし、それほど減らなかった。
今日やって解決したこと
・ファイル->版の管理で、保存されている版をすべて削除
かなり前の日付の版があったので、ファイルコピーしてから、版を削除してみた。
(保存していた版は一つだったので、すべての版がなくなった)
!!!劇的にファイルサイズが減少 (22M -> 5.3K) なんと 40分の1 くらいに!!!
どうやら、Word は、保存してある版がひとつでもあると、それからのすべての変更履歴を保存しているらしい。その変更がたとえ「ドキュメント内のすべての変更を反映」で反映されていてもだ。
そうとしか考えられない。
版の管理だから、その版のデータが保存されていて、変更履歴は関係ないと思っていたのだが、そうではなかった・・・だから、変更を行う毎に、どんどんファイルサイズが増えていたのだ。
あー。これで word ファイルが圧縮され、やりとりにメールが使える。
各社のバグ管理ツール [バグ管理ツール]
各社のバグ管理ツール
http://www.empirical.jp/blog/index.php?e=66
このBlog を書いた人個人の感想か、調査結果か、EASE(http://www.empirical.jp/) の EPM(http://www.empirical.jp/research/epm.html) というところが、調べた結果かはわからないが、
そもそも、この分野ではメジャーなものというのが存在しない。
とのことである。私も個人的感想だが、そのように感じる。
先日書いたが、最近も新しいバグ管理ツールが発表されたり、検索すれば山ほど
バグ管理ツールは見つかるからである。
今後どんなツールが出てくるかも楽しみでもあるが、販売者としては出てきて欲しくもない。