IBM が telelogic を買収
おどろいたニュースが入ってきた。
IBM がツール開発ベンダである telelogic を買収するとのことである。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070612/274405/
これで、IBM Rational 事業部はさらにいろいろなツールを持つことになる。
UML ツールを始め重複するツールがいっぱいでるのではないか?
これらをどう整理統合するのか、ちょっと期待したい。
*IBM が持つことになるUMLツール
Rational Rose
Rational Software Modeler
Rational Systems Developer
telelogic tau
telelogic system architect
telelogic Rhapsody
など・・・
また、IBM は 新ソフト開発ツール4製品 も発表した
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070612/274413/
IBM のツール事業はどこに向かっているのだろうか・・・
[徹底調査!開発支援ツールの利用実態]の結果 [ツール調査]
遅くなったが、日経SYSTEMS の[徹底調査!開発支援ツールの利用実態]の結果について書いてみたいと思う。
今回は、前回の開発支援ツールの調査より、分析の仕方が的確だったと思う。
しかし、ツールが主ではなく、言語が主でツールを選んでいることが、前提に無い。
なので、「中小で強いVisual Studio」とか、変な分析結果が出している。
これは、別の要因で、こうなっているだけで、会社規模とツールには*直接*の相関はないはずだ。
つぎに、JUDE など、フリー版と有償版があるのをきちんと区別していないため、
分析がもう一歩踏み込めていない感じがする。
また、結果からも、回答者のプロフィールからも、一般に「エンタープライズ系」と呼ばれる
分野の結果でしかなく、よりきちんとツールを使っていると思われる「組み込み系」の結果がない。
この二つの分野はかなり違う性格をもっているため、使っているツールもかなり違うと思われる。
次回はこの点をもうすこし明確にし、情報収集・分析してもらえると面白いと思う。
現在は、「調査結果の特別編集版を無料プレゼント中」とのこと。
http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/sys/trial/
まだ見てない人で、興味を持った人は見て欲しい。
日経SYSTEMS 開発支援ツールの利用実態調査 の結果の一部かな? [ツール調査]
ZDNet Japan「オープンソース開発支援ツールの利用は4割--日経SYSTEMSの調査で明らかに」
http://japan.zdnet.com/sp/report/story/0,2000056431,20348985,00.htm
全体のプロジェクトのうち、4割がオープンソース(または無償)の開発支援ツールを使っているとの結果の報告だ。
意外だが、ちょっと考えれば当然と思える結果が
「大規模プロジェクトほどオープンソース(または無償)ツールを採用する傾向が高い」
という点だ。確かに価格が高いツールはプロジェクトの人数が多いほど、コストがかかる。
なので、オープンソースのツールとなるらしい。
確かにそうだ。
だから、無償または安いツールのほうが売れているのと思う。
高くて高機能より安くて単機能が求められているのかな?
ま、無償高機能のツールが一番なのだろうが・・・
Bugzilla 3.0 [バグ管理ツール]
Bugzilla 3.0 が 2007年5月9日に発表されていたらしい。
http://japan.internet.com/webtech/20070511/10.html
どう変わっているか調査しなければ・・・
バグにそもそものプライオリティなんかないんだ。 [バグ管理ツール]
メーリングリストに流れていた、バグについての考え方を記述したブログを発見した。
サン流だけど一流のバグ管理心得
http://recompile.net/2007/02/post_30.html
沢山のバグを管理する時の心得が書いてある。
・バグのプライオリティは我々(バグの発見者?修正者?)の決定
・バグの優先度は、意思決定プロセスの結果
・「ターゲットリリース」のところに、それまでに直そうとするリリースのバージョンを書いておこう。
・バグをカテゴリーにわけるのは管理できるようにしているんだ。
・バグを報告するときにおぼえておこう。バグを割り当てるときにおぼえておこう。バグを評価するときにおぼえておこう。
ツール的な面から見ると、
・優先度、重要度を管理
・修正バージョン、ビルドを管理
・カテゴリを管理
・バグに関係する人がみんな、同じ意識を持つ。
ってなところを行うって事かな?
上記を手助けするのがバグ管理ツールなんだな!と思う。
「開発支援ツール徹底調査」中間報告 [ツール調査]
下記URL に書いた開発ツール調査だが、
http://blog.so-net.ne.jp/gomi/2007-04-02
その中間報告があった。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20070329/266887/
具体的なツールの名前などはないが、結構沢山の数の人が
回答をしているようで、どのような結果が出るのか楽しみだ。
ただ、一点、Excel は調査対象に含まれていないらしく、
バグ管理に Excel を使っている人の割合がどれくらいいるのかわからなさそうで、
残念である。
開発の現場 vol.008 でのバグ管理ツール [バグ管理ツール]
今号はソフトウェアテスト press か? と間違うような、テストに関する話ばかりの一冊。(ソフトウェアテスト press とは出版社が違うけどね・・・)
テストに関するさまざまなことが書かれているが、バグ管理ツールに関するものだけをピックアップ。
P.58 失敗例3:障害管理システムの不備・BTSの導入
P.66 障害管理ドキュメント・BTSのメリット・おすすめのBTS
ぐらいかな?
個人的には、P.90 の「品質は作りこめ!」という言葉に共感したが、
単体テスト・静的テストを重視。というのはちょっと拍子抜け。
もっと前の、要求にかんするところから、やる必要があるとおもっているので、そう思うのかもしれないが・・・
あとは、P.170の「”例外の掟”をマスターしよう」というのは、結構いいところを突いていると思う。
ここら辺は、もやもやしているが、なんとなく自分の中で良い結論が出ていないところなので、参考になった。
開発ツール調査 [ツール調査]
日経BP社の日経SYSTEMSが「開発支援ツール徹底調査」として
開発支援ツールの調査を行うらしい。
https://aida.nikkeibp.co.jp/Q/cna.html
一年くらい前にも調査をしていたと思うが、どんな結果が出るのか楽しみだ。
是非、ここ1年の間にシステム開発に携わった方は調査に協力してあげてほしい。
ソフトウェアテストPRESS vol.4
が手元に来ました。
「ソフトウェアテスト7つの道具活用術」とありますが、残念ながらバグ管理ツール(バグトラッキングツール)に関してはほとんど取り上げられていないですね。
関連あると言う点では、P20,21の「バグレポート」と「障害事例/バグ事例」ですかね。
当然ですが、バグをどうするかというより、テストをどう行うか、という視点が多いですね。
また、品質向上には、テストではなく、上流工程が大事なのは重々承知だとは思いますが、
それでも、テストで品質向上を という話も多いのはちょっと残念ですね。
(以前記事にも書いたように、テストでは品質を確認するだけで、向上させることは出来ないと
考えています)
Eclipseプラグインで実現するバグトラッキングシステム Papilio [バグ管理ツール]
Eclipseプラグインで実現するバグトラッキングシステム(BTS) Papilio
http://www.valtech.jp/papilio.htm
サーバ構築不要・完全フリー、オープンソース・完全日本語対応
ということだ。
BugLister もそうだが、サーバ構築不要は、小さいプロジェクトなど、
サーバ構築に手間を掛けたくない人には便利とおもいます。
さらに、このPapilio はEclipse プラグインということなので、
Eclipse を使っている人には便利なのではないでしょうか?