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Severity の訳

先日上げた @IT の記事の中でも、書かれていますが、
BugLister を日本語化しているときにSeverity の訳をどうするか困りました。

Severity の訳は
手元の電子辞書だと、「過酷度」「重症度」などで
オンライン辞書だと、「厳しさ」「ひどさ」
などです。

Priority (優先度)とは違うため、@IT の記事にもありますように、
「深刻度」と「重要度」のどちらかだと思い、どちらにしようかかなり迷いました。

「深刻度」だとソフトウェア開発の現場レベルで考えると、なじみが薄そうで
「重要度」だと Priority(優先度)との違いがうまく出ていないようにも思えます。

結局、「深刻度」は普段使わないので、「重要度」にしたのでした。

しかし、@ITの記事の中の「Severityは重要度と訳されることもありますが、
深刻度という方がより適切だと思います。
不具合とは、ソフトウェアの「病気」もしくは「けが」のようなものなのだからです」
(不具合追跡でよくある間違い より)
という文面を見てから、やはり「深刻度」にするべきだったのか、再度迷いだしてしまいました。
どちらが良いかご意見があれば、是非ご連絡ください。よろしくお願い致します。


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テスト屋

書籍、「基本から学ぶソフトウェアテスト」や「ソフトウェアテスト293の鉄則」では
重要度と訳しています。鉄則の73に「優先度と重要度を区別せよ」というのも
ありますので、参考にしてください。
by テスト屋 (2005-12-08 17:27) 

うめ

テスト屋さん、「重要度」と訳している例を示していただきありがとうございます。
ツールの訳をつけるからには、一般的に使われている言葉に合わせなければ
使っていただけないと思っているので、随時訳語は見直して行きたいと
考えています。

また、示した@ITの記事にも書かれていますが、
確かに「優先度と重要度」はきちんと区別しないと駄目ですよね。
システム開発の現場においては、まだまだ区別されてない事が多いように
思えます。広めていく必要がありそうですね。
ちなみに、BugLister ではきちんと区別され、別の属性となっております。
by うめ (2005-12-09 12:51) 

okd

Severity、意味が伝わりにくいですよね。
そもそも、Severityなんて必要なのか?と言われたりもします。
プロジェクトで、日本語版のないBTSを導入しているとき、Severityを「重大度」と呼んでいました。

わかりやすい例として、「重要度(Pri):低、重大度(Sev):高」のバグとは「コピーライト表示が間違っているバグ。今直さなくていいが、直さないとリリースできないもの。」という風にチームに提示したりしていました。
by okd (2011-01-12 13:36) 

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